マーケティング&リサーチ用語集

【ま】  
  マーケティング・コスト分析
  マーケティングにかかわる経費、具体的には、市場調査、製品計画、販売活動、マーケティング経路、広告、ならびに販売促進といったそれぞれの機能に配分されたコストを分析する事をいう。 この費用のかけ方によって、その企業のマーケティング政策の特徴を表すものと考えられる。
   
  マーケティング・コンセプト
  マーケティング・コンセプトには、大きく三つの要素がある。まず、消費者(生活者/使用者)志向であること、ついで消費者欲求(ニーズ)志向であること、さらにその企業や団体の経営資源との融合である。これは、マーケティングを最も重要な要素と捉え、マーケティングをあらゆる経営部門に利用するという考え方に通ずる。 企業、特に製造業は消費者(生活者/使用者)志向に対して生産志向、消費者欲求(ニーズ)志向に対して技術(シーズ)志向になりやすく、また流通業も販売、利益志向になりやすい。マーケティング・コンセプトとは、これらの傾向をある程度満たしつつ、消費者視点で発想する事である。980年代の顧客満足度(CS)、1990年代後半のワントゥワンマーケティングなどはこの具体的運動とみる事が出来る。
   
  マーケティング志向
  企業が団体のコンセプトを消費者の生活や使用場面(シーン)、顧客のニーズ、欲求満足度に置くことをいう。消費者、顧客の発言力を最も重要な位置に置き、そこから商品開発や技術開発、安全管理、生産などを行う事がマーケティング志向である。
   
  マーケティングターゲット⇒市場標的
   
  マーケットサーベイ⇒実態調査
   
  マンガ・イラスト完成法
  投影法の一つで、心理学的手法を用いたもの。一ヶ所の「ふき出し」を意図的に空白にしたマンガ・イラストを作り、その部分に何かの発言や会話を調査対象者に入れてもらい、マンガ・イラストを完成させる方法。 普通は1コマで、登場人物は2人とする場合が多く、1人が他の1人に問いかけ、その「ふき出し」が空白になっている場合が多い。 このようにマンガ・イラストである状況を想像し調査対象者に完成してもらう方法をマンガ・イラスト完成法。会話形式の場合で完成させるものを会話完成法、物語の一部を完成してもらう方法を物語完成法という。
   
【む】  
無作為標本抽出法
  標本調査における標本抽出の方法の一つ。特定の母集団の中から標本を無作為に抽出するもの。この方法の特徴は、調査対象となる標本の特性を均一性なものと分散的なものとに分化し、そのいずれかまたは、双方の要素で抽出する点にある。 現在比較的代表的な無作為標本抽出法としては、単純無作為標本抽出法、層別標本抽出法、群標本抽出法、地域別標本抽出法、多段標本抽出法などがある。
   
【め】

 
  面接調査法
  面接調査法はもっとも代表的なマーケティングリサーチの方法の一つ。いわゆるアンケート調査はこれを指す場合が多い。面接調査法には様々な方法がある。主なものとしては(1)個別訪問面接法、(2)街頭面接法、(3)セントラルロケーションテスト(CLT)、(4)集合調査などがある。面接調査法では質問紙を用いる場合が多いが、テープレコーダなどで記録する場合もある。また観察法などの併用も多く実施されている。面接調査法の特徴は、回答者に直接回答を得られ、調査対象者が特定できること、直接調査対象者に主旨説明ができ、また調査員の説得で回答率(協力率)が高くなること、また調査対象者の生活背景などが把握出来ることなどがある。反面、課題としては調査費用が高くなること、調査期間が長期化すること、回答者の不在や拒否に合うなどがある。
   
【も】  
  モチベーションリサーチ⇒動機調査
   
  物語完成法⇒マンガ・イラスト完成法
   
  モラール・サーベイ
  士気または態度調査ともいう。企業や団体などの組織の社員やメンバーのモラール(士気や忠誠心=ロイヤリティー)状態の測定調査をいう。 本来、企業や団体などの組織は社員や構成員の士気が高ければ、その組織の生産性や運動性の高さや向上に影響を与えるとされている。 モラール・サーベイで利用される調査は、モチベーションリサーチ(動機調査)が多い。その方法としては、質問紙やインタビューが中心である。
   
  問題意識⇒市場状況分析